恒例の(いつからやねん!)勝手に選ぶベストナイン、当然ですがチームの成績は一切関係ありません。ここのところを誤解してるムキも多いのでひと言付け加えておきます。
投手:川上憲伸(中日)試27 17勝7敗 率3.32
奪三振と投球回数で井川慶(阪神)防御率で上原浩治(巨人)が上回りますが、シーズンを通して六連戦の初戦に登板というローテーションを守り続けての最多勝は文句なし。山本昌(中日)には敢闘賞(笑)を。。
捕手:古田敦也(ヤクルト)試133 率.306 本24 点79
選手会会長の重責を加味しなくても(といいながら心情的には加味してます)古田でしょう。阿部慎之助(巨人)の3割33本はかなりのものですが個人的に
一塁手:タイロン・ウッズ(横浜)試130 率.298 本45 点103
対抗馬もロベルト・ペタジーニ(巨人)ジョージ・アリアス(阪神)の外国勢ですが、二年連続のホームラン王は打点でも両者を圧倒してます。かなりの試合を残して帰国してしまいましたが減点の材料にはなりません。
二塁手:グレグ・ラロッカ(広島)試122 率.328 本40 点101
数字的には断トツですが一塁手としての出場がかなりあったので票が分散する可能性があります(バカな記者が多いので)。今岡誠(阪神)の打撃、荒木雅博(中日)の守備と盗塁も捨てがたいモノはありますが大差の次点が妥当なところでしょう。
三塁手:岩村明憲(ヤクルト)試138 率.300 本44 点103
小久保裕紀(巨人)との激戦でしたが最終盤の追い込みで岩村の勝ち、全試合出場もポイントとなります。立浪和義(中日)も前半戦の活躍は見事でしたが後半の失速が残念。
遊撃手:井端弘和(中日)試138 率.302 本6 点57 盗21
はっきり言えばどんぐりの背比べ、該当者なしが正解のような気もします。あえて選ぶとすれば石井琢朗(横浜)アンディ・シーツ(広島)もいますが唯一3割をマークした井端かな〜
外野手:嶋重宣(広島)試137 率.337 本32 点84
金本知憲(阪神)試138 率.317 本34 点113
タフィー・ローズ(巨人)試134 率.287 本45 点99
ここはあっさり首位打者・打点王・ホームラン王で決まり、あとは惜しくも(?)首位打者を逃した佐伯貴弘(横浜)同じく打点王を逃したアレックス・ラミレス(ヤクルト)全試合出てれば・・・の多村仁(横浜)終盤になって監督に嫌われた(笑)前田智徳(広島)あたりが残念賞です。ついでながら盗塁王赤星(阪神)はあまりにもゲームと関係のない盗塁が多すぎるのでタイトルの価値は低く次点未満としました。
ベストナインに続けてゴールデン・グラブも選びたいのですが、データ(守備率・守備機会・捕殺・刺殺等)がないので判断できません。もっとも毎年の結果を見る限り単なる印象だけで選ばれてるようで、とてもデータが選考の基準に含まれてるとは思えませんが。
ジャッキーさんは冷静ですね。
僕は当然、外野手の一角に前田選手の名前があるものだと思っていました。
三塁手は全試合出場し、最終試合で3割に乗せ、ホームラン王を1本差で逃したヤクルト岩村選手ですか。打率の差から小久保選手も捨てがたい気がしますが、通の方は納得でしょうね。