広島嶋、首位打者獲り優先で残り試合欠場(日刊スポーツ)
関連ブログ:カープニュースblog ver. &孤空の彼方へ
セ・リーグ最多安打の記録がかかっていなかったらもう少し早めに決断していたはず、本人にしてみればせっかくここまで全試合に出ているのだからフル出場+リーグ記録更新して首位打者もという思いはあるでしょうがやっぱり首位打者というタイトルの重みがそうさせたのだと思います。
ただし残り試合のスケジュールが微妙なこともあり、これからの佐伯貴弘(横浜)の結果次第で敬遠合戦の可能性もなきにしもあらず、となれば98年前田智徳と鈴木尚典の争いを思い出してしまいます。
奇しくも相手は同じ横浜、最終戦一安打すれば鈴木を抜いて首位打者という状況で横浜サイドは事前に勝負しないことを宣言、前田は「ファンにみっともないものを見せたくない」と自ら欠場を申し出ました。プロとしての前田のせめてもの抵抗だったのでしょう。
名誉や金がかかってるわけで綺麗事だけではすまないのは承知のうえですが、自軍の選手にタイトルを獲らせるためになりふりかまわず敬遠するというのは同じプロとしてあまりにも情けないと思います。
と、カッコのいいことを言ってますが反対の立場になった時にどうかといえば現監督山本浩二が一度だけ首位打者になった時(75年)は競争相手の井上弘昭(当時中日)を満塁で敬遠したこともありましたし、今年もどうなることやら・・・
タイトルの行方がどうなろうと嶋の活躍は賞賛に値することに変わりはありません。胸を張って契約更改に臨んでください。
きょうも試合をやっているようですが、前田選手もベンチですね。
2000本はいつのことやら・・・。 by てつ
嶋の今年の活躍はタイトルをいくらあげても足りないくらいです。できれば正々堂々と勝負してもらいたいものですが、親心もわかりますし、程度問題だと思います。
前田は昔から一番好きな選手ですが、気のない打席(判定が気に入らなくてが多い)に腹が立つこともしばしば。それがなければ当然首位打者は取っていたでしょう。一番印象に残っていることは、センターでエラーしてランニングホームランされた後に、巨人の石毛から超特大ホームランを打ったシーンです。それと前田のゴルフも豪快かつ繊細で好きです。