不買運動なんてトンデモない、こんな面白い新聞はないですよ。
素直に読めば「高橋選手の父親に11億円に近い金が支払われた」のは事実で、「よみうり」はその対価(見返り)として父親が第三者に対して保有していた何らかの債権(金銭債権かどうかは不明)を譲り受けたということになります。
問題は「適正妥当な価格であったかどうか」や「高橋が負い目を持っているかどうか」ではなくて、巨人がその息子からドラフト逆指名を取り付けようとしている時期に、その母体である「よみうり」が「何故その債権を買い取らなくてはいけなかったのか」「経営戦略上買い取る必然性があったのか」です。抗議をするのであれば「価格の妥当性」に加えて「債権買取の必然性・重要性」を明らかにしなくてはいけません。それができないのであれば、債権買取に何らかの裏事情があったと思われても仕方がないでしょう。
また百歩譲って必然性・重要性があったとしても、時期を考えれば「痛くもない腹を探られる」ことはフツーの頭ならすぐに思い浮かぶはずですが、このあたりを「よみうり」や読売新聞がどう考えている(考えていた)のかが???です。こうして抗議するくらいですから思いもしなかったんでしょうが。。。ともあれ読売の辞書に「李下に冠を正さず」「瓜田に履を納めず」という言葉がないのだけは確かです。
「一民間企業が一民間人から債権買って何が悪い」っていう開き直りなんでしょうね。株主は文句言わないのかな?
それでは、これからもよろしく。お邪魔しました。
よみうりはヨシノブの父から債権を買い取ったのではなく、
銀行から債権譲渡を受けたのです。
つまり、ヨシノブの父に対する債権者が
銀行からよみうりに変わったのです。
よみうりは新聞販売員でも使って、厳しく債権の取立てをしているのでしょう(笑)。
要は、「よみうり」が父親の銀行に対する債務(=借入金)の肩代わりをしたということですね。ソースが読売新聞の記事だけで週刊文春の元記事は読んでいません。
私の記事の主眼は、債権債務の内容ではなく「よみうり」が微妙な時期に父親に利益供与したことですので、細部での事実誤認はご容赦ください。
こちらこそすいません。
それにしても、読売新聞はネタ満載で本当におもしろいですよね。
抗議書でも、「債権買取は適正、妥当な価格でなされている」って!
そりゃそうだよ。
こんなに不良債権の処理が進まなかった銀行が、
二束三文で売るわけが無い。
問題は、取得した債権をきちんと回収したかどうか、だよ。
選手の親に対する債権を、わざわざ銀行から買い取ることが異常なことなのに、
それを簡単に認めちゃっていいの?
裏金を認めたも同然じゃない!