達成すれば大学から社会人を経てプロ入りした選手としては初めての快挙であり(落合博満は東洋大中退→東芝府中)捕手としては師匠(?)野村克也に次いで二人目、ポジションの苛酷さを考えれば他の選手以上の重みがあるといえます。ましてや今季は選手会長としての激務をこなしながらの活躍ぶり、立派です。
ところで世間では2000本安打イコール名球会と思われてるようですが
そうではなく、名球会はただの有志の集まりで2000本安打や200勝は入会資格にすぎません。正式名称(?)を昭和名球会というくらいですから昭和生まれだけが対象で、要は金田正一が川上哲治や別所毅彦・杉下茂といった先輩を排除しつつ王貞治や長嶋茂雄を配下において球界の示威団体を作ったということです。
参照:名球会に入れ(ら)なかった男たち
ま、発足の経緯はさておきこの名球会の会員たちが今回の球界の動きに対してどんな行動をとりどれだけの意見を世間に向けて発信したかを考えると情けないとしかいいようがありません。
私が知る限りでは張本勲がレギュラー出演しているTV番組で「選手はいいプレーを見せるのが本分だ」などと寝ぼけたことを言ってたくらいで、対照的に会員ではない落合監督(中日)が現場の人間でありながら古田を激励したことを見ても名球会が無用の長物であることがよくわかります。
聡明な古田のこと、このあたりのことは重々承知してるでしょう。
古田よ、2000本安打を達成して名球会を蹴っ飛ばせ!
ただのサークルなのであまり存在意義をどうこう言う気もないのですが、個人的には、名球会よりマスターズリーグの方がよっぽど存在意義があると思います。
ただ、名球会の中でも、谷沢健一氏などは積極的に球界改革を訴えていることだけは記しておきたいと思います。
蛇足ですが、あのブレザーはどうにかならんものでしょうか?
私はアンチG、反体制派なので、過去記事とかを読ませていただいて、いろいろと共感できる部分がありました。実はプロ野球はそれほど詳しくはないのですが、またいろいろと教えてくださいな。
そういえば私のとこのブログからリンクしてある水色桔梗さんが、熱烈なアンチG、ドラゴンズファンです。なかなか鋭い眼力をお持ちですよ^^お時間がありましたらどうぞ。