2005年06月12日

山崎健が5年ぶりの勝利

6月11日の中日対ロッテで元カープの山崎健が5年ぶりの勝利を挙げました。カープを出ても他球団で活躍しているのは嬉しいことですが、記録テキには疑問ありです。
試合経過山崎は3点リードされた4回裏二死に三塁で登板、荒木を討ち取る
5回の表ロッテは山崎の代打初芝の安打などで6点取って逆転
5回裏と6回裏は小宮山、7回藤田、8回9回川井の継投でロッテがそのまま勝利
先発投手が勝利投手になるためには5回を投げきるのが大前提なのはご承知の通り、にもかかわらず救援投手の場合は適用されません。
勝利投手の決め方(fj.rec.sports.baseball FAQより)(3) 救援投手の登板中に決勝点が入った場合は、原則としてその投手が勝利投手になります。ただしその投手の投球回数があまり長くなく、続いて出てきた救援投手の内容が効果的だったと判断した場合は、その救援投手が勝利投手になります
前段を適用すれば山崎だし後段なら小宮山ということになります。公式記録員は小宮山の投球内容(2回で被安打4失点1)との比較で山崎を選んだと推測しますが、1アウトよりも6アウトのほうが勝利に貢献したとするのが妥当と思います。

ついでに、先発投手はなぜ5回投げないと勝利投手になれないのか(救援投手より条件が厳しいのか)というと、事前に先発を言い渡されている(救援投手より優遇されている)ためだそうです。何か変〜デショ。記録はあくまでも記録、グラウンドで起こったこと(投げた打った勝った負けた)だけで決めるべきでそれ以外の要因は排除しないと、そのうち「あの投手は態度が良いから」勝利投手なんてことも起こりそうな気がします(笑)
posted by jackyhk at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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