今年のゴールデン・グラブ賞受賞者
故意か偶然か両リーグともに優勝チームから5名づつ、優勝したんですから守備も良かったといえるでしょうがそれにしても偏りすぎではないかと過去4年間のGG受賞者とその所属チームの順位を調べてみました。(薄赤色が優勝チームで青が2位黄色が3位、ついでにその年獲得したタイトルも)
まずはセ・リーグ、優勝チームから一番多く選ばれるのはお約束のようで捕手もその傾向大、今年谷繁去年矢野の理由は優勝以外に考えられません。投手は何かタイトルを取るのが必須で盗塁王は自動的に選出、足が速い=守備が上手いと刷り込まれてるんでしょうか。
パ・リーグもここ2年は優勝チーム偏重が目立ちます。今年の日本ハムと去年のロッテがそれぞれ外野内野を独占してますが、稲葉が12年目にして突然守備が上手くなったとも思えませんし去年の西岡にいたっては二塁手としてGGを獲得しながらベストナインには遊撃手として選ばれるという神業(笑)を披露しています。04年松中の三冠御祝儀GGも微笑ましいですね。
せめて守備率・捕殺刺殺数・盗塁阻止率くらいは同時に発表してほしいものです。
参考記事;
ゴールデングラブって何ですか?(04年11月12日)
ゴールデングラブって何ですか?05年版(05年11月9日)
「守備が上手い」という点では前田の守備は上手いですよ。しかし「足が悪い」という先入観のせいでノミネートもイマイチです。
昨年の西岡はベストナインとGGでポジションが違うのは微妙ですが、彼の守備の動きは確かにいいです。
そんなこんなで、選ばれて当然の選手とどさくさ感のある選手が入り乱れての選出ってとこじゃないでしょうか?
さしずめ捕殺の前田刺殺の赤星でしょうか。
赤星の刺殺数には興味ありますけどどこにも見つかりません。
パ・リーグは見る機会が少ないので余計数字が欲しいですね。印象で言うと金子が巧いように思えますがこれも優勝効果?(笑)
パの外野は全てハム勢ですが、森本、稲葉がそこまで上手いか?という感じです。やはり微妙さが漂います。
三遊間深いところから一塁へ矢のような送球!
ショートの見せ場はやっぱり肩ですね。
最近ではショートバウンドどころかツー・バウンドスリー・バウンド当たり前のショートがいます。恥ずかしくないんですかね、プロの遊撃手として。
GG賞といい、ほとんどの記者がテキトーにやってますね(笑)
jackyhkさんが仰るとおり守備部門のタイトルなのですから刺殺、捕殺、失策数がひとつも加味されていない今のやり方ではどうしようもありませんね。
参考に、、
05年前田
144試合、172刺殺、12捕殺、0失策、守備率1.00
全試合出場、守備率1位、捕殺1位でもGG賞ダメなんですね。
内野は足が遅くとも安定した守備でGG賞が取れるのに外野はダメというのは納得いきません。
06年前田
111試合、141刺殺、6捕殺、1失策、守備率.9932(3位)
06年の青木は失策5という嶋並のお粗末さでしたが見事GG賞受賞でしたね。
PS:日米野球は青木3番起用でビックリしました(笑)
25人の辞退者の中に前田も声かけられたのかも知れませんね。
ホントにテキトーですね。
金本青木と前田に票数ほどの差はないでしょう。
GGにいたっては刷り込みイメージだけで決まってます。
もうこれ以上やる価値があるとは思えません。
ちなみに私が選ぶとすれば…
セリーグ
投 該当なし
捕 矢野 谷繁(同点で二人)
一 シーツ
二 小坂
三 該当なし
遊 井端
外野 英智 前田 赤星
パリーグ
投 西口
捕 該当なし
一 該当なし
二 高須
三 該当なし
遊 川崎
外野 新庄 牧田 大村
こんなところです。これもアホかと思われそうな選出ですが、私なりに。
カープ以外はほとんどTVも観ることないですし、何度も書きましたが数字がまったくわからないので正直GGは選ぶことできません。ゴメンナサイ。
守備データが載ってるサイト、結構探したんですが見つかりませんでした。
それが載っているというだけの理由で、買ってしまいました。2冊も(笑)
前田、捕殺数現役最多なんですね。
現役最多ですか、知りませんでした。
捕殺数はあるところまで来るとあまり伸びなくなるそうですが(走者に抑止力が働くから?)その後は肩の衰えとコントロールのアップでまた増えだすとか。ホントかな〜。